月の街灯

ここ最近はというと、あまり良くない出来事立て続けに起こったり、それのせいでダメージを負ったりした 普段の生活にはあまり不満はなく、部屋は少しひんやりしていて眠るには丁度良いくらい アルバイトも学校もそこそこといった感じ いつも最低最高最低(andymori-僕がハクビシンだったら)なので、どんなに苦難が襲ってこようと飄々としていようと構えているのだが、ふと自分に向けられる悪意が恐ろしい  積み上がっていたプラスも一瞬にして崩れる 最低にしか目にいかないのが悪い癖だと自覚

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つい先程の日記にも書いたのだが(昨日の思ったことをそのまま書いただけ)、大好きなバンドが解散する そのライブに行ってきた 仙台は昔よく行っていた 仙台は抜け殻の宝庫だ 高校生の自分も、かつて好きだったものも何もかも置いてきてしまった、未練で塗れた そんな仙台でまたしてもお別れをしてきた "バンドは旅するその先へ"、とはよく言ったものだ plenty すきなバンドが解散すると青春は終わる 刹那的に生きてきた十代も廃れても持ってたつもりだったけど、もう期限切れだね 湿っぽいアーケードを走った 高速バスから眺めるぽつりぽつりとした街灯が好きだった 解散と共に詰め込んでしまわないとね   照明が羊水のようで綺麗だった 涙を堪えて歌う彼は綺麗だった 1年前ほどに行った日比谷野音の風景を思い出してもう一度あの空間で歌って欲しいって思った

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深夜1時半過ぎ、この街は眠ってしまう 放置自転車が倒れ、客引きも巣に帰り、コンビニの明かりだけがまっすぐどアスファルトに伸びる 向こう側から白い服の人が来た 白衣を着た医者に通り魔されたら面白いなと思ったけど、くたびれた人間に殺されたくはないと思った 総てそうだ 夜に悲しくなる 気づかないフリをして逃げてしまいたい そんなこんなで、今日はここで泥寝