働く

バーでアルバイトをしているのは西加奈子さんの受け売りでもある 人の真似ばかりするのは良くない けどバーでアルバイトするのは中々楽しかったりする オーナーのお母さんは本が好きなようで、他の常連さんとたまに話をしている 寺山修司とか春樹とか聞こえたけど、その時は混ざれなかった ダウナー気質は治らない そんな時に小説家は日々を赤裸々に晒さなくてはならないから、大変ねえといっているのが聞こえた 確かにそうかもしれない 全てが真ではないかもしれないが、60%は日々の記録とも言えそうだ 私は文学部とは程遠い大学に通っている 劣等感を感じながらもここにいる 昔読んでた絵本は、わかったさんのクッキー、めろんちゃんのマジックギョーザ 食が一番好きだ フキのスジを取っていた小学生のわたし 初めてのピーラーで指を切ったわたし 料理を考えるのがとにかく好きだった でも本も同じくらい好きだった 小ホールみたいな小学校の図書館でモモを読んだ よくは覚えてないけど、ダウナー気質は、本を読んでいた 一番好きな図書館は高校の図書館かもしれないなんて、現在は言える ノルウェイの森を借りて読んでいたけど期限までに読めずにそのまま返すなんてことをしたこともあるが かなり逸らしてしまったが、文を書くということは全てを、60%くらいは最低、晒すことでもある ささやかな夢、ではあるがなりたいものになりたい 昨日の神さまのライブを観てから、かなり触発された 神さま、貴方に読んでもらいたいとも思っているよ 夢の途中で転がりたくない せめて明日には、明日には1ミリでも進めていますように 生きていけますように ポエムだって言われたら悲しいな 日々に輝きはないけれども、せめて愛しく思おう 汚いものもエロいものも愛すべきものも、認めていけますように いつか、あのバーでフローズンマティーニを飲みたいな

 

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