雷の星

今週は生の音を沢山聞きにいけた、怒涛だった 酒をしてへらへらしながらすきなものに囲まれてしあわせだなあと不意に思った ぴったりのお会計、サインの入ったスマホ 私は現実を謳歌できている 嬉しい

話は月曜日 バイト先に友達がたくさん来てくれた、嬉しい 前にクソみたいなやつしかいないとほざいてしまいましたが、バイト先は本当に良い人しかいない 訂正します お客さんもおかしな人は殆ど来ない 酔っ払えるということは幸せだ お酒の勉強もしたい

その夜は泊まりになった 深夜1時半過ぎにぽつりぽつりしかない西友を横目に風を切りながら走る 2階だけ電気のついた高校、ボワっとした光のコンビニ 街が寝た後に私だけせわしなく動く、少し寒気のする初夏も夜の散歩も好きだ

友達6人で8畳ほどの部屋に泊まった 人が詰まって寝にくい筈なのに、いつもより深く眠れるのは不思議 人肌恋しくなるという思いがとても理解できた夜

翌日、なんとなく久々なアパートで尾崎さんのエッセイを読んでいる 地元公演のことを2ページもかけて書いてくれていて、とても嬉しい 

私には好きしかないけど、好きを超えなくては脆い、拙い そんなことを尾崎さんも書いていた(図々しいことを考えるババアやわ)

時にそれが虚しくさせる要因ともなるのだが、逆に私にはそれしかない 

マルボロを吸う夢とかバックに酒を持ち歩く人、そんなぎょっとさせることばかりで虚しさは消えてく気がする 香りを香りで隠すようなそんな誤魔化しで良い 終着点がわからないのでおわりです